無線LAN環境におけるQoS制御のための電波リソースマネジメント方式(有線無線シームレス, モバイルネットワーキング, Mobile IP, 無線通信, ネットワーク制御, 一般)
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概要
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無線LAN(Local Area Network)技術はオフィスネットワークのみならず,ホームネットワークやスポットアクセス,路車間通信に適用されている.この普及の背景としては,IEEE802.11a標準による54Mbpsの高速伝送が実現されたことが大きい.伝送速度の向上により,無線LAN環境で,増大を続けるウェブデータのダウンロードや高品質な動画像ストリーミングの利用が可能になづた..しかし,無線LANでは,複数のユーザが制限された帯域を共有しているため,端末局数が増加すると急激に伝送速度が低下する.さらに,アクセスポイントから速い端末局ほど伝送速度が小さくなる問題がある.これらの問題を解決するために,本稿では,物理層としで2^k-QAM(Quadrature Amplitude Modulation)と畳み込み符号,MAC(Media Access Control)層としてIEEE802.11eで検討中のHCFボールドアクセスを用いる電波リソースマネジメント方式を提案する.この方式は,データの所要QoS (Quality of Service)に基づいて,周波数帯域割当ておよび,変調方式,誤り訂正符号化率割当てを行う.これにより,通信路品質が低くかつ端末局数の多い環境でも所要のビット誤り率とビットレートが同時に達成される.本稿では,計算機シミュレーションによる評価を行い,その結果から,提案方式の有効性を示す.
- 2003-07-10
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