間接加熱レーザ溶融法により作製した有機非線形光学結晶の波長変換特性
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概要
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有機非線形光学結晶である2-アダマンチルアミノ-5-ニトロピリジン(AANP)の1.5μm帯における波長変換効率を改善するために、AANP分子中の水素原子の重水素置換により1.52μmをピークとする吸収を低減したAANP-amnD結晶を作製した。AANP-amnD結晶は従来のAANP (AANP-H)と同等の結晶定数、非線形性、位相整合特性を有することが明らかとなった。さらに、1.5μm帯でのSHGにおいて、従来は2.5mm以下であった有効結晶長が7mm以上に増大し、波長変換効率の改善に有効であることが明らかになった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-10-13
著者
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