[新フェロー特別講演]ベイズの定理の変遷と信頼性への応用(光部品の実装,信頼性)
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概要
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ベイズの定理は従来から使用されてきたが,1960年代になって各方面で使用され多大の成果をあげて今日に到った.もちろん,信頼性関連においても故障分布関数のパラメータの推定などをはじめとして各方面に応用されてきた.その主な理由は,近年になって製品の信頼性向上と共に故障データが減少し,それにより故障分布関数の推定等が困難となり,それらの課題を克服したいという意図があった.しかし,ベイズの定理は1980年代から90年代にかけて急激に進化して,最近では階層ベイズモデルと言われ,それが定着するまでに到った.本報告では,ベイズの定理の変遷,また信頼性への応用に到る経過,さらに現在階層ベイズモデルと呼ばれる手法についても簡単に触れる.なお,ここではベイズの定理の概念とその変遷が中心であり,詳細な計算や手法については省略する.
- 2003-04-18
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