エタロンフィルタを用いたWDM用可変損失傾斜補償器(光部品の実装,信頼性)
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概要
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光増幅器EDFA(Erbium-Doped-Fiber-Amplifier)を用いる光波長多重通信システムでは,光入力パワーの変化等により異なるチャンネル間に生じる利得偏差を補償する可変損失傾斜補償器が必要である.本稿では,エタロン共振器(ファブリ・ペロー共振器)を二つ組み合わせてそれらの反射鏡間隔をΔL増減させ,光信号の波長帯域の中央部付近を中心にして損失傾斜を正負両方向に変化させる補償器について述べる.この方式は,構造が簡単で製作容易,偏波無依存,低挿入損失,低電圧で正負大きな範囲の損失傾斜を制御できるなどの優れた特徴を有する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-04-18
著者
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