非イオン性極性置換基を有するポリシランの性質
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概要
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ポリシランの側鎖にエーテル性置換基を導入すると、分子の柔軟性か増加すると共に極性が大きくなり、側鎖を通じて種々の金属イオン類と相互作用する。側鎖中の酸素原子数に応じて表面張力およびその極性成分は大きくなり、極性物対との相互作用が増加することを示す.Si上にエーテル性置換基を1個持つポリシランは、温度を下げると連続的に長波長シフトするサーモクロミズムを示す.側鎖に酸素原子を4個もつポリシランは、Liイオンと錯体を形成し、側鎖の回転の自由度を減少させるためTgを上昇させる. Li/Si>1のポリシランは室温以下では短波長シフトのみを示す.また、表題のポリシランはソルバトクロミズムを示し、特にハロゲン原子を有する溶媒中ではそのUVスペクトルを大きく長波長シフトする.
- 1996-05-07
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