カラー画像のテンプレートマッチング
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概要
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(画像)テンプレートマッチングは画像処理の中でも古くから研究されており、産業用途でも自動位置合わせ等に多く実用されている。初期の頃は2値画像が使われていたが、最近では性能や精度の向上あるいは適用範囲の拡大を目指して濃淡画像を使うケースも多くなってきた。しかし性能や適用範囲の観点では限られた解像度で情報量を多くする意味からカラー画像への拡張が必要と考えられる。本研究ではテンプレートマッキングの手法としてよく知られている正規化相関を多次元に拡張することでカラー画像への適用を試みたので実験結果ととともに報告する。また本手法は数学的に構成したため、画素値が形式的にベクトル表現を取るようなデータのマップであれば特にカラー画像に限らず何にでも適用可能である。その例としてカメラ座標上にマップされた3次元データにも適用してみたので、その結果も併せて示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-10-21
著者
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