自由手書き文字における線形変形の分析
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概要
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自由手書き文字は、制限付き手書き文字よりも大きな回転・せん断の線形変形を受けていることを示す。自由手書き文字は筆記制限がないため、筆記姿勢などが自由になり、文字全体が回転したり、平行四辺形のようにつぶれる回転・せん断の線形変形が生ずる頻度が、制限付き手書き文字に比べて高く、変形も大きいと考えられる。もし事実ならば、これら線形変形の正規化を行わないと認識に問題が生ずる可能性がある。そこで本研究は、自由手書き文字に大きな回転・せん断の線形変形が多いか明らかにするため、新たに収集した自由手書き文字について、制限付き手書き文字であるETL9と比較して変形の検出・分析を行った。そして、これら線形変形の正規化の必要性について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-28
著者
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