産業機械・プラントエンジニアリングへのEC/CALSの活用事例
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概要
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産業機械・プラントエンジニアリングへのEC/CALSの活用事例"メガコンペティション"という大競争時代を迎える中で、21世紀の製造業は、各企業が情報通信ネットワークによって世界規模で結ばれるため、あたかも1つの企業にような活動を展開する"仮想企業体"に変身している。こうした状況に置いて、仮想企業体として連帯可能となる情報インフラである「CALS(Continuous Acquisition and Life-cycle Support)」は、製品のライフサイクルコストの削減を実現できることから、各方面で大きな期待が寄せられている。通産省エレクロニクスコマース(EC)のCALSの実証実験の一つにプラントCALS研究会があり、その中で弊社は修理サービスのワークグループ活動に参加し、大型ターボ機械の修理サービス実証実験を行っている。また、ターボ機械のライフサイクル支援システムは、上流の設計・生産・エンジニアリングと下流のアフターサービスの2分野によって構成されており、修理サービス実証研究に並行する形で、CALSを活用したサービスDBを中心とするアフターサービス支援システムと、そのビジネスモデルの開発についても、現在進められている。
- 1999-01-14