Laplace分布型確率密度関数と非線形SNR補正に基づく改良型MMSEノイズサプレッサ
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概要
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本報告では, 雑音抑圧における音声歪みと雑音抑圧量を改善することを目的として, 音声および雑音に異なる確率密度関数(PDF)を適用して信号対雑音比(SNR)を推定する手法を提案する.提案法では, 可変更新係数の時間平滑フィルタでSNRを推定する際に, 音声スペクトルのPDFをLaplace分布, 雑音スペクトルのPDFをGauss分布と仮定し, 推定後のSNRの平均二乗誤差が最小となるように, 可変更新係数を決定する.その際, SNRの推定式を修正することで, 従来法に比べて, 雑音抑圧量を維持したまま, 音声歪みを改善できることを示す.
- 2005-01-21
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