順序を考慮した暗号プロトコルのモデルと具体例
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概要
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多くの暗号プロトコルにおいて、参加者の処理順序は重要な要素であるが、順序を考慮した方式ばかりが検討されている訳では必ずしもない。そこで本論文では、暗号プロトコルにおける順序の重要性について着目し、次の考察を行う。まず、順序を考慮した暗号プロトコルの一般的なモデルを示す。そして、幾つかの具体的な順序付暗号プロトコルを提案する。これらの提案プロトコルは、直接的に構成が可能な方式よりも効率的かつ能動的であり、しかも、順序に関する安全性を暗号学的な条件のあるなしに係わらず示すことができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-12-10
著者
-
満保 雅浩
筑波大学大学院システム情報工学研究科
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満保 雅浩
東北大学大学院情報科学研究科情報基礎科学専攻
-
バーメスタ マイク
フロリダ州立大学計算機科学部
-
デスメット イボ
フロリダ州立大学計算機科学部
-
岡本 栄司
東邦大学理学部情報科学科
-
岡本 栄司
東邦大学理学部
-
満保 雅浩
東北大学大学院情報科学研究科:東北大学情報処理教育センター
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