聴覚言語障害者の立場での音声処理の考察
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概要
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聴覚言語障害者は音声認識や音声合成などの音声処理の作業に携わることが難しい。多くの「音声」「聴覚」の研究の中には「聴覚障害」に関した研究や観察、考察がある。それらは健聴者の視点、観点であって当事者の視点、観点と幾らか異なる部分があると感じている。また、音声処理の多くは健聴者による研究や考察が中心であり、聰覚言語障害者を被験者とするケースが多い。「聞こえない」ことを実感できない健聴者に音声処理を扱う当事者が感じている観点と考察を行う。聴覚言語障害者向けに音声処理を使う製品は皆無であり、有望な市場でもあると同時に今後の発展飛躍に貢献できると考えています。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-04