日本語の音声表記について
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概要
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本稿では日本語の音声表記法に関わる様々な問題を取り上げてみたいと思う。IPA(国際音声記号)は,言語の音声面での特性を記述するのに最も適した記号体系であると考えられている。IPAは1989年に改訂されたが,IPAの日本語音声表記への適用は語学教育の現場をはじめ種々の分野で非常に強く要請されている。IPAや音素その他の言語の記述の単位に関する言語学的な観点からの見解を検討すると共に,IPAのコンピュータ・コード化に関して新たな提案を試みたいと思う。
- 1994-01-21