電話音声認識における伝送特性模擬の効果とその分析
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概要
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高品質音声から電話模擬音声のモデルを作成し,これを用いた実電話音声の認識実験を通して,電話伝送系の周波数特性の影響及びその模擬の効果について検討した.その結果,周波数特性模擬の効果は大きいこと,電話音声と高品質音声の無音区間での雑音特性の違いが無音のモデルに顕著に現れ,無音のモデルと子音のモデルのconfusionが生じ易くなること,を明らかにした.また,模擬音声と実電話音声との無音区間の雑音の違いに着目した認識実験を行ない,伝送周波数特性模擬の効果を確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-09
著者
-
高橋 淳一
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
高橋 淳一
Ntt ヒューマンインタフェース研究所
-
管村 昇
Ntt ヒューマンインタフェース研
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管村 昇
Nttデータ通信株式会社
-
飛田 瑞広
Nttヒューマンインタフェース研究所
-
菅村 昇
Nttデータ通信
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管村 昇
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
長島 広海
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
菅村 昇
(株)nttデータ人材開発部
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