サブ100nmに向けたModeling & simulationの挑戦
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概要
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IT(Information Technology)の基礎となるLSIの性能向上のために、デバイス構造の微細化が加速されようとしている。テクノロジーノード100nmが目前に迫って来るにつれて、設計とプロセスを一体化として最適設計しなければ、巨大化する回路のレイアウト設計が不可能になるという危機感が高まってきた。プロセス-設計の一体化には、プロセスが完成していない段階においてプロセス情報を取得する技術と、それを設計に有効に生かす設計手法、設計システムが必要となる。設計の早い段階からプロセス情報が必要になるにつれ、シミュレーションへの期待が高まっている。シミュレーションはその土台がモデル、アルゴリズムであるため、モデリングとそのプログラム化としてのシミュレータの双方を考える必要がある。サブ100nmのLSI設計に必要なプロセス情報を取得するためには、多くの新規モデル、数値計算技術に関する研究・開発と成果をオープンに評価できるプラットホームプログラム、さらにはこれらの研究・開発を可能にする環境整備への挑戦が必要である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-15
著者
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