クロストークノイズによる配線遅延の変動とノイズ波形のモデル化に関する検討
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概要
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クロストークノイズ波形の正確な測定と、クロストークノイズに起因する遅延変動を考慮したタイミング設計やレイアウト設計等への適用を目的として、配線の遅延変動と被ノイズ配線の波形とを関係づけるモデルと、その応用方法を新たに提案する。本モデルを試作チップと回路シミュレーションにより評価し、以下の結果を得た。(1)遅延変動曲線を用いてノイズ波形を間接測定し、ピーク電圧0.8V、半値幅0.6nsのノイズ波形を、それぞれ誤差7%、11%で再現した。(2)従来、回路シミュレーションを繰返して求めていた遅延変動曲線の計算を、提案するモデル式に置き換えることで、処理時間を約30倍高速化する見通しを得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-14
著者
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佐藤 高史
(株)日立製作所半導体事業部
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Hu Chenming
University Of California At Berkeley Department Of Electrical Engineering And Computer Science
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Hu Chenming
University Of California Berkeley
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Hu Chenming
University Of California At Berkeley
-
Cao Yu
University of California, Berkeley
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Sylvester Dennis
University of Michigan, Ann Arbor.
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Sylvester Dennis
University Of Michigan Ann Arbor.
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Cao Yu
University Of California Berkeley
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佐藤 高史
(株)日立製作所
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