古典的回路理論とその量子力学への応用
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概要
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従来の量子力学は, 粒子の存在確率に立脚した理論体系であり, エネルギーの保存則を用いた理論とは異なる. しかしながら, 量子力学はヒルベルト空間を用いているので, その散乱行列はユニタリ行列となり, エネルギー保存則と関係している. 一方, 回路理論によるフィルタの合成論はエネルギーの保存則に立脚した理論体系であり, 正規化散乱行列を用いる. 本文ではエネルギーの保存則に立脚した確率法則を用いる量子力学を構築する試みを述べていて, シュレディンガー方程式を満たす波動方程式に関する等価回路に基づいて理論展開を行い, 特に, 共鳴トンネル効果で生じている波動関数と等価回路上の定在波との関係を述べている.
- 1997-06-26
論文 | ランダム
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