レイアウト設計を考慮した低消費電力化テクノロジーマッピング
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概要
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LSIの設計において, 高集積化, 高速化と共に, 低消費電力化が大きな課題になってきている. 本稿では, 低消費電力化をターゲットとする新しいテクノロジーマッピングの手法について述べる. 自動配置後にテクノロジーマピングを部分的に適用することで, 論理最適化をはかる. 配置情報を有効に利用することで, 適切に配線経路と配線長を見積り, 配線容量による消費電力を精度良く算出する. テクノロジー再マッピング時に, 算出した配線容量と共に, スイッチング確率に基づいて消費電力を算出し, DAGマッチングを行う. プログラムを試作し, 数万セル規模の大規模データに適用したところ, 組合せ回路部の消費電力について, 10-20%削減することを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-18
著者
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室伏 真佐子
(株)東芝 半導体事業本部 半導体設計・評価技術センター 設計自動化開発部
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村方 正美
株式会社東芝半導体設計評価技術センター
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室伏 真佐子
株式会社東芝半導体設計評価技術センター
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石岡 尚
株式会社東芝半導体設計評価技術センター
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石岡 尚
(株)東芝 半導体事業本部 半導体設計・評価技術センター 設計自動化開発部
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