100V交流負荷をAC3級試験で開閉する継電器電気接点の損傷面観察
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概要
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交流回路で実用継電器搭載の電気接点を用いて、IS規格に準拠した交流電磁開閉器のAC3級試験を行った。この実験では、0万回の開閉動作を通して1開閉動作毎にバウンス回数、スイッチングアークの継続時間とエネルギー、接触抵抗を測定し、それらの測定と平行して、接触面の損傷を観察するために、5千回毎に接点間隙を観察した。結果として直流抵抗回路の場合のような転移突起の成長は見られなかった。電源電圧位相に対する電気接点の開閉時期において、実験回路(RL直列回路)の回路方程式を解くことにより計算した回路電流の大小と、測定したアーク継続時間の長短との関係はよく一致した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-02-19
著者
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