低論理振幅ICのケーブル伝送特性
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概要
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半導体技術の進歩により、高速信号を低消費電力で伝送可能なインタフェースICが製品化されつつある。このようなICは、EMI等を考慮して論理振幅が小さくなっているため、ノイズマージン等が小さくなっている。そのため、伝送速度や伝送距離による伝送可否を決定するためには十分な評価が必要である。そこで、今回、LVDS(Low Voltage Differencial Signaling)インタフェースICにおいて、データをケーブル伝送させた波形を観測して伝送波形の劣化を確認し、ケーブルにおける伝送可能な伝送速度と距離に対する評価を行った。その結果、200Mbit/sにおいて約13mを伝送可能な見通しを得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-19