液体誘電体中開離時アークと接触信頼性
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概要
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この研究の目的は、液体誘電体中において接点開離時に発生するアーク放電が、接触抵抗及び電極材料の転移・消耗特性に及ぼす影響を調べることである。代表的な接点材料であるAg、Pdを用いて行ったこれまでの研究により、液体誘電体(蒸留水、メタノール、n-ヘキサン)中のアーク継続時間・放電形態、接触抵抗等の特性、材料転移・消耗に関する現象を明らかにしてきた。その結果、n-ヘキサン中の低電流負荷で、低接触抵抗、低消耗となる可能性のあることが分かった。そこで本研究では、特にn-ヘキサン中での開離時アーク特性及び材料転移・消耗に関する検討を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-04-17
著者
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