金めっき接点のすり動作特性について : 第444回継電器研究会資料 接触の理論と応用 その2
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概要
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回転角検出用のロータリーエンコーダなどのすり接点について、その故障モードである電気ノイズの発生メカニズムを検討した。低いノイズの条件は接点面が非腐食性であることのほか,すり動作面が平滑であることが重要である。実験検討により,1)予測される凝着を与えない低い接触力であること,2)RiderとFlat両接点の表面粗さ,3)金めっきの下地材料などが長寿命のために重要である.すり接点の動作寿命距離はこれらの設計を適切に選択することにより,100Kmを超えることが可能であることを示した。静止時の接触抵抗が集中抵抗の範囲であることは低ノイズの一つの必要条件である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-17
著者
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