離散力学系F (Xn, X<n+1>, …, Xn+m)=0の不動点の安定性についてIII : 安定判別法の代数幾何学からの接近
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
離散力学系をF(Xn, X_<n+1>, …, Xn+m)=0の形で与えられたとき,この不動点(特異点)の安定判別を前回のIIで示した2つの方法,1つは陰関数からの定理,2つ目はエネルギー関数Φ_mを利用したその差分ΔΦ_1=Φ_<n+1>-Φ_nに加えて,今回は3つ目の方法として,代数幾何学からの射影空間の斉次座標を用いた接錐を利用した接錐法が,F(X_<n+1>, Xn)=0の場合には有効であることを示した。
- 1999-09-22
著者
関連論文
- 離散力学系F (Xn, X, …, Xn+m)=0の不動点の安定性についてIII : 安定判別法の代数幾何学からの接近
- 離散力学系F(Xn,Xn+1,……,Xn+m)=0の不動点の安定性について(3)安定判別法の代数幾可学からの接近
- n次元の微分方程式の系x^^・=f(x)がリミットサイクルを持つ条件について : カルタンの微分形式を用いたBendixonの定理の拡張(非線形回路とシステム,及び一般)
- 離散力学系F(X_n, X_, …, X_)=0の不動点の安定性についてIII : 安定判別法の代数幾可学からの接近(非線形回路とシステム,及び一般)
- n次元の微分方程式の系x^^・=f(x)がリミットサイクルを持つ条件について : カルタンの微分形式を用いたBendixonの定理の拡張