ホモトピー法の大域的収束性を保証する初期解設定に関する定理
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
非線形回路の直流解を求めるためのホモトピー法において, 一意な初期解を設定することは大域的収束性を保証する上で極めて重要である.しかし, 従来の一意性判定基準によれば, そのような初期解は非常に狭い領域(例えば, BJTの枝電圧空間では, ある直線上)に限定されていた.本稿では, ホモトピー方程式の回路的解釈を踏まえて, 一意性を満足する初期解の領域を飛躍的に拡張する定理を証明している.これにより, 初期解の設定可能領域は全解空間へと拡張される.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-22
著者
関連論文
- ニュートン不動点ホモトピーを用いた非線形抵抗回路の大域的求解法
- ニュートン不動点ホモトピーを用いた非線形回路の大域的求解法
- ホモトピー法の大域的収束性を保証する初期解設定に関する定理
- 珪石器文明(情報通信技術)と人間(「新しい人間科学」の確立に向けて)