ファジィ制御システムの安定解析について
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概要
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本論文ではファジィ制御器の入出力特性を一種の非線形関数と見なして,システムの有界入力有界出力安定性と大域漸近安定性の判別はファジィ制御器の入出力空間の象限分割による象限分量、線形部のインパルス応答関数の正(負)面積などの特徴量に関する非線形連立不等式からなる集合の有界性と漸近性によって取り扱えることを示す。代表的な推論法である(1)min-max-重心法、(2)関数型推論法、(3)product-sum-重心法、を使ったそれぞれの2入力1出力ファジィ制御器をもつファジィ制御系を対象にして安定解析を行い,他の安定解析法と比較した結果,本方法は各推論法に対して普遍的に適用可能なものであることが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-16
著者
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