結合振動場に於ける位相界面のダイナミクスと情報処理
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概要
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結合振動子系にその固有振動数の二倍の周波数でパラメトリック共鳴を起こさせると、系は双安定系になり相互に位相がπだけ異なる二種類のドメインが形成される。この時、ドメインの界面は二種類(Ising Wall,Bloch Wall)存在し、どちらの界面が実現されるかは、系のパラメータによって決定される。このうちBloch型界面では、通常の双安定系では見られない緩和過程とは異なった界面の運動(膨張、並進運動など)が観測された。この現象について液晶対流中の結合振動子系を用いて実験的解析を試みた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-20
著者
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