準定型情報通信シミュレータの開発
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概要
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最近デジタル通信の発展により伝送データの種類、品質が急速に進歩している。このようなことがら、一部衰退しつつあったHF、MF帯等の通信系がデジタル化によって新しい用途開拓が行われている。ところで、伝送すべき信号の性質によっては、フレーム間の情報変化が極めて遅いものがある。このような定型に準じている通信方式を準定型情報通信と定義する。本研究では準定型情報通信方式の機能、性能評価方法を確立するためのシミュレータを構築した。そしてこのシミュレータと船舶航跡追跡実験の結果との合致により、本シミュレータの適応限界を検定することができた。さらに信号積分効果を利用して耐雑音性能の改善を図ることができ、有効距離延伸の可能性をシミュレーションにより示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-18
著者
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