DS-CDMA/TDDアダプティブアレイシステムにおけるパス操作を用いた送信パターン選択ダイバーシチ方式に関する検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
端末にアダプティブアレイアンテナを用いたシステムでは, 利得の高いビームと利得の低いヌル点を適応的に操作することにより, 送信時における希望信号に対する利得の向上, また不要な方向への放射電力の抑圧が期待できる. しかし, 端末周辺では近傍散乱により, 希望波と干渉波が複数の方向から一様に到来するため, 最適な指向性制御が容易に行えないことが予想される. そこで, 本稿では, DS/CDMA システムにおいてパス操作という新しい概念を導入し, パス操作によって得られる複数の指向性パターンを, 端末の受信状況に応じて選択することにより効果的な指向性制御を行なう送信パターンダイバーシチ方式を提案する. 計算機シミュレーションによる解析の結果, 提案するシステムでは上り回線における受信CINRの改善, 送信電力を低減できることを明らかにした.
- 2001-03-08
論文 | ランダム
- 学校の困難によりそってきり開く--学校づくり論の系譜と今日的課題-下-
- 学校づくり論の系譜と今日的課題-上- (学校の困難によりそってきり開く)
- ハイビジョン画像デ-タベ-スシステム (マルチメディア) -- (マルチメディア編集)
- サバンナに生きるキノコシロアリ
- ナノの世界から考えること