デブリ観測用小型衛星
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概要
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スペースデブリとの衝突は、宇宙機にとって深刻な問題となってきている。1mm以上のデブリ環境を調査する必要があるといわれているが、地上からは径10cm以上のものはまでしか観測できないのが現状である。本論文では径10cm以下のスペースデブリを軌道上で観測してデブリ環境の調査を行うミッションについて考察し、その設計を行った。デブリの観測は同一軌道上に打ち上げられた二機の衛星に備えられた受信光学系によって行われる。将来的には数多くの衛星を打ち上げることによりデブリ観測網を作ることも可能である。最終的にはデブリの除去技術の確立が目標となるが、本ミッションはそのための前段階として位置付けられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-16
著者
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高石 武久
東京大学工学部航空宇宙工学科
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近藤 喜太
東京大学工学部航空宇宙工学科
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近藤 喜太
東京大学工学部
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矢木 一博
東京大学工学部航空宇宙工学科
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藤原 健
東京大学工学部航空宇宙工学科
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渡部 聡彦
東京大学工学部航空宇宙工学科
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藤原 健
東京大学大学院工学研究科原子力国際専攻
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