地表に接したアンテナのシミュレーション
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
地中探査レーダのターゲット領域となる地表面の近傍では,降雨などによって電気定数が著しく変化するので,これにともなって,地中探査レーダ用アンテナの諸特性も大きく変動する.このことはアンテナの設計を困難にするだけでなく,地枚中探査レーダの動作環境の条件を狭めてしまう可能性がある.現在,我々は自由空間と半無限大地(比誘電率ε_r,導電率σ)の無限平勤境界に置かれたストリップダイポールアンテナについて,スペクトル領域法を用いて数値解析を行なっている.本稿では,その定式化過程とインピーダンス特性の計算結果について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-25
著者
関連論文
- 5)広帯域円板ポールアンテナについて(無線・光伝送研究会)
- 広帯域円板モノポールアンテナについて
- 導波管狭管壁上スロットによる円偏波合成
- 大地に近接したアンテナに関する実験
- 地表に接したアンテナのシミュレーション
- 円板Radial Finアンテナ : 超広帶域・全方向性アンテナ
- フェライト電波吸収体の普遍的特性図
- 地表に接したアンテナの特性と大地の含水率との関係について
- 地中レーダ用アンテナの送受信間配置
- 地表に接したアンテナの特性と大地の電気定数との関係について
- スペクトル領域法による二重ループアンテナの解析
- 地表に接したアンテナのシミュレーション