きく6号の近地点通過制御時における衛星姿勢に関する一考察
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概要
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94年8月に打上げられたきく6号はアポジエンジンの不具合のため楕円軌道投入となり,その後の軌道変更によって近地点高度約8600kmの3日回帰軌道で運用されている.近地点近傍では地球像が大きくなり地球センサを用いた姿勢制御が不可能となった.本報告では,近地点近傍における衛星のピッチ軸まわりの姿勢を確保するための方法とそのときの自然外乱を考慮した衛星姿勢のシミュレーション結果と軌道上データを比較した結果について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-16
著者
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