線路下空洞探査装置の開発
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概要
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鉄道を安全に運行する上で軌道を健全な状態に維持することは、保守管理上で大変重要なことである。しかしながら、軌道内に埋設管の破損や土砂の流出等に起因して空洞が発生し成長すると路盤の陥没につながるため、空洞を効率的に検知する非破壊検査手法の確率が望まれている。本報では鉄道用の地中レーダを試作し、テストコースにおいての各種実験から最適なアンテナ(偏波面)配置を提案する。また、営業線において本試作レーダを用い探査試験を行ったところ埋設管や空洞の検知能力をもつことを確認した。さらに、既設の伏びを対象とした本装置の探査深度及び検知精度に関する調査結果を合わせて報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-28
著者
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小原 治之
三井造船株式会社鉄構・物流事業本部技術部
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森島 啓行
東日本旅客鉄道(株)横浜支社設備部土木課
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森島 啓行
Jr東日本
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西崎 博
三井造船株式会社
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村沢 観治
三井造船株式会社
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川辺 幸久
三井造船株式会社
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森島 啓行
東日本旅客鉄道
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