洋上航空路における横方向の衝突危険度の推定
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概要
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近接通過頻度は、空域の安全性の評価に用いられる衝突危険度モデルの重要なパラメータである。本稿では、北太平洋(NOPAC)ルートにおはる横方向の近接通過頻度を計算し、いくつかの仮定のもとに横方向の衝突危険度を推定した。次の結果が得られた。(1)横方向の近接通過頻度の値は、0.185(反航)、0.0081(同航)と計算された。(2)現行の衝突危険度の値は8.3×10^<-9>となり、ICAOで提案された目標安全度を満たす。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-31
著者
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- 運輸省電子航法研究所電子航法開発部航法システム研究室(国内,ラボラトリーズ)