先天性癲癇モデル動物(El Mouse)の睡眠時脳波解析の検討
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概要
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著者らの開発した脳波記録システムを用いて癲癇モデル(Elマウス)での非拘束下での睡眠時脳波の記録分析を行った。Elマウスは日本獣医畜産大学獣医生理学教室で系統維持されている。睡眠は動物が目を閉じて一ケ所に静止し、脳波上に呼吸性動揺が観察される状態と定義した。10, 17, 27週令のElマウスを3匹用いて脳波をデータレコーダに約1時間にわたって記録した。その結果、睡眠時に発作を伴わない棘波が記録された。この脳波を周波数分析したところ日令に伴ってピーク周波数の増加が見られた。このメカニズムは現時点では不明であるが、人間の癲癇患者で記録される睡眠時の発作を伴わない棘波と相同のものと考えられた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-18
著者
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斎藤 賢一
日本獣医畜産大学獣医生理学教室
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斉藤 賢一
日本獣医生命科学大学
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斉藤 賢一
日本獣医畜産大学、獣医生理
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鈴木 勝士
日本獣医畜産大学生理学教室
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横山 修一
工学院大学
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鈴木 勝士
日本獣医畜産大学獣医生理学教室
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鈴木 勝士
日本獣医畜産大学 獣医生理学教室
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鈴木 勝士
日本獣医畜産大学
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内堀 雅隆
工学院大学
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内堀 雅隆
工学院大学電気工学科
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鈴木 勝士
日本獣医畜産大 獣医
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鈴木 勝士
日本獣畜大
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鈴木 勝士
日本獣医畜産大学家畜生理学講座
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Suzuki Katsushi
Veterinary Physiology Nippon Veterinary And Animal Science University
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