植物の光刺激応答による活性度診断
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概要
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本研究は植物の活性度を簡易に測定する方法を開発することを目的とし, 光刺激応答を通じて得られた蛍光画像による活性度診断の可能性について調べた. 励起光照射により得られた植物葉からの蛍光画像は光合成活性に関する情報を有しでいる. その情報を,蛍光誘導期の小振幅応答による線形化し, さらに周波数応答画像を通じて得られる時定数変化に対応する時定数画像に変換した. この画像は光合成システムの内部状態の変化に対応しており, 葉表面の汚れ, 葉緑体部分の体積の差など葉表面の個体差を排除でき, 規格化された定量的指標となるため, 活性度診断に有用である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-27
著者
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