高精度ABRトラヒック制御LSI(8000VC,600Mbps対応)の構成
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概要
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ATMレイヤのABRサービスは帯域を動的に変化させるサービスである。LSI化する際に、ATMフォーラムで規定されている最小制御帯域(10セル/秒)からシステムの最大帯域まで十分な精度を確保して自由にセル送出レートを設定可能とすることは容易ではない。また扱うコネクションの数を多くすることも大きな制約となる。本稿では、8000VC,600Mbps対応でレートに対して9ビットの精度を持ったABRトラヒック制御LSIを実装するアルゴリズムの構成について検討する上で、従来のスケジューリングテーブル方式および並列時間カウンタ方式、またシステムの扱う変数の実装上の課題について述べたあと、レート別待ち行列を利用した新しい方式を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-02-21
著者
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