P300波シンクロ法によるスイッチングインターフェースの基礎的検討
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概要
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生体信号をシステムへの入力とする,バイオシグナル・インターフェイス(BSI)のひとつの試みとして,頭皮表面から導出されるP300号の1ch単一試行計測で,数種類の意図を検出し,それによりレーザーディスクの制御を行う方法を検討した.oddball実験により被験者から計測したP300波で,TypeIIエラーを平均16.5%にした場合,平均67.7%の正認識率を得た.その結果より,P300波シンクロ法によるスイッチングインターフェイスに必要な条件を導き,それに基づきレーザーディスクを制御するインターフェースのプロトタイプを試作した.プロトタイプを試用してみた結果,動作の安定性の問題はあるものの,高い直接操作感覚が得られることが確認できた.
- 1994-06-16
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