スピーカの音質と物理特性との相関分析に関する一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
試聴者近傍の複数ポイントでの平均音圧周波数特性と16種の音質表現語との関係を重回帰モデルによって定式化した。物理特性は、50種の直線位相型FIRフィルタで制御した。その結果、実測値と予測値との相関係数は0.6以上であり、かつ約90%の音質予測精度が得られた。また、異なる評価場所、評価用音源、実際のスピーカの場合について検証実験を行った結果、大部分の音質で今回の対応モデルが成り立つことが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-22
著者
関連論文
- 幾何音響学的シミュレーションにおける音線反射径路の効率的な計算法
- 無限領域を考慮した3次元音場の数値計算の一手法
- 補聴用狭指向性スピーカシステムによる高齢者のテレビ音声の聴取効果 : 音質の自然性の改善
- 尺八における音律修正のための寸法変化について(その2)
- 層状複合材を伝ぱする応力波の遮断効果について
- 薄型TV用スリムスピーカ(HDA・オーディオ・トランスデューサ/一般)
- スピーカの音質と物理特性との相関分析に関する一考察