適応アルゴリズムを用いた定Qフィルタバンクの構成法とその応用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
定Qフィルタバンクは, 時間的に振幅や周波数成分などが変化する信号をスペクトル分析する場合に用いられる.一方, 我々はLMSアルゴリズムを応用したスペクトル分析法の研究を行っている.このLMSアルゴリズムを応用したスペクトル分析法では, アルゴリズムの収束性や安定性を制御するステップサイズパラメータがスカラー値であるため, 定Qフィルタバンクを構成することができないことがわかっている.そこで, 本報告では, LMSアルゴリズムを固定行列ゲイン型の適応則に代えることによって定Qフィルタバンクを構成できることを示すとともに, 音声・楽器音を用いた実験やシミュレーションによってその有効性を示す.
- 1999-01-21
著者
-
梅本 敏孝
大阪府立工業高等専門学校システム制御工学科
-
梅本 敏孝
大阪府立工業高等専門学校
-
梅本 敏孝
大阪府立高等専門学校総合工学システム学科
-
梅本 敏孝
大阪府立大学工業高等専門学校総合工学システム学科
関連論文
- 工学教育としてのロボットコンテストの意義
- 周波数分析型適応アルゴリズムを用いた周期性騒音の除去
- 適応アルゴリズムを用いた定Qフィルタバンクの構成法とその応用
- 適応アルゴリズムによる周波数分析法とその応用
- 周波数推定機構を有する周波数分析型適応アルゴリズムを用いた周期性騒音の抑制
- 周波数分析型適応アルゴリズムによるダクト内周期騒音の抑制
- 災害現場での探索活動を支援する人力駆動型簡易探索機
- 10-106 大阪府立高専システム制御工学科における基礎研究の挑戦 : マイクロ風力発電を利用したメカトロニクスシステムの構築((8)エンジニアリングデザイン(工学設計教育)-II)
- 大阪府立高専システム制御工学科における福祉技術に関する研究
- 適応アルゴリズムを用いた周波数推定法と動的質量計測への応用(機械力学,計測,自動制御)