W-CDMA下りリンクセル間サイトダイバーシチにおけるマルチレートチャネル混在時のSIDTPC法の特性
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概要
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本稿では, W-CDMA下りリンクにおけるセル間ソフトハンドオーバー(SHO: Soft handover)(あるいはサイトダイバーシチ(Site diversity))時において, 筆者らが先に提案したSHO中に各基地局(BS: Base Station)独立に高速送信電力制御(TPC: Transmit Power Control)を行うSite Independent Divcesity Transmit Power Control (SIDTPC)法を用いた場合のマルチレートの個別物理チャネル(DPCH)が混在時のブロック誤り率(BLER)特性について, 計算機シミュレーションにより評価を行った. 具体的には, 下りリンクにおけるベアラの情報レートが12.2kbps, 64kbps, および384kbpsに用いるシンボルレートが30ksps, 120kspsおよび480kspsのDPCHが混在する場合のSIDTPCの効果をSSDT(Site Selection Divrsity Transmit Power Control)法および従来のTPC法と比較評価した. シミュレーション結果より, 音声と高速データのトラヒックの比が6対1および3対1のとき, SIDTPC法は最大ドップラー周波数f = 5 (80)Hzの場合, 最大SHO候補BS数が3の場合において, CTPC法, SSDT法と比較して所要総BS送信電力をそれぞれ0.2(0.5)dB, 2.2(1.0)dBおよび0.3(0.6)dB, 2.2(1.2)dB低減できることを示した.
- 2001-06-22
論文 | ランダム
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