VHF 帯における Es 層反射波の偏波特性測定
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概要
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VHF帯の電波がスポラディックE層によって反射されて到来した場合,その偏波面がどのように変化するかを調べるために,ソウルから発射されているテレビ電波を東京において測定した.本論文においては,偏波面の測定原理,装置等を述べると共に,測定結果から,大部分の測定値は送信された偏波状態からある角度だけ回転していて,その角度を中心にして40〜90゜の範囲内で不規則に速く細かな変動をするが,時として,+90゜から-90゜までゆっくり回転する場合もあることを示す.更に,このような偏波面の回転特性が得られる原因をファラデー回転理論によって明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-25
著者
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