2次元角度センサ間の目標相関方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
遠隔配置した2個の2次元角度(仰角および方位角)センサで複数の移動目標を探知する場合, 三角測量法等により各目標までの距離を算出すれば, 各目標の3次元の追尾が可能である.この際に重要となるのは, センサ間の情報のどの対が同一目標から得られたかを判定する相関処理である.特に, 複数の目標が, 2個の角度センサから見て同一平面内とみなされる範囲に入ると, 目標方向線の交点の中に, 実際には目標の存在しない偽の交点(偽像)が発生して, 相関処理を困難なものとする.本論文では, 角度追尾フィルタにより各センサよりの目標の角度と角速度を追尾し, これらの追尾結果を使用して同一目標の判定を行う相関処理の方式を提案した.シミュレーションにより本提案方式の性能を検討し, 本提案方式が, 複数の目標が一時的に同一平面内に入った場合に生じる偽像を効果的に除去できることを明らかにした.
- 1998-02-25
論文 | ランダム
- 遺伝子操作と新素材を用いた臓器工学
- 遺伝子導入による生体内自己組織化型人工肝臓
- TNF-αによる肝実質細胞の細胞骨格制御機構
- 乳糜尿腎の組織所見 : 第42囘日本泌尿器科學會總會
- 《バイオニックデザイン―I》木材組織の秘めたるもの