モーメント法を用いたカードサイズ板状ループアンテナの最適化問題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
無線呼出し受信機用のカードサイズ板状ループアンテナ(CPLA)は, 絶対利得が-20dBi以下と非常に小さい. このため, アンテナの大きさを変えずに, CPLAの受信感度を改善することが望まれている. 本論文では, 二つの給電点を設定し, 任意の電圧値を給電可能とした場合について, CPLAの受信感度を最適化する電圧値を理論的に考察している. 最適化は, 受信感度に関連する特性量に関して, モーメント法ならびにそれに関する最適化の手順を利用して行っている. また, 放射効率, 受信機の使用状態を考慮した3通りの平均化利得について最適化の計算を行い, 受信感度の改善するために最適化の対象とすべき特性量について検討を行っている. 更に, 最適解である同相モード, 逆相モードの性質について, 1点給電の場合と比較している.
- 1997-08-25
論文 | ランダム
- 鋼橋の長寿命化のための方策 : 塗装からの取り組み
- 撤去した標識柱基部の疲労強度とその補修方法に関する一考察
- 斜め連続未溶着部をもつ突合せ溶接継手の疲労挙動
- 変動応力を受ける溶接継手の荷重相互干渉効果の解析
- 溶接姿勢とルートギャップが荷重伝達型十字溶接継手の疲労強度に及ぼす影響