対象の幾何学的構造に関する知識を学習により記述するモデル駆動型画像理解システム
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概要
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一般的に、画像理解では予め用意された理解対象に適した知識が用いられる。本稿では対象に依存しない画像理解のために、対象に関する知識を学習により後天的に獲得する事を考える。学習には、教師付き学習と自動学習の2通りが考えられるが、そのいずれをも実現するには、理解システムの保持する知識が、人間と計算機の双方からアクセス可能でなければならない。そこで、人間にとって効率良く扱える言語情報を、画像情報に有機的に結び付けた知識表現法を提案する。また、提案する知識表現法を用いて、対象の特徴に関する知識を学習する画像理解方法について述べる。これは、学習段階により多様な記述レベルを持つ知識に対応するために、モデル駆動型の解析を行う画像理解方法である。更に、本方法を用いた理解システムを構築し、提案した知識表現法の有効性を実験により確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-07-08
著者
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