短波地表波レーダによる船舶探知実験
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概要
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マイクロ波では通常, 電波の直進性のため地球の湾曲により生じる水平線以下の領域の目標を探知することが困難である. このような目標を探知するために, 地表に沿って見通じ外領域まで伝搬する地表波伝搬を利用したレーダが考えられる. しかし, 見通し外伝搬を利用する場合は伝搬損失が大きくなるため目標からの反射信号が減衰し, 信号対雑音比(SNR)が極めて小さくなる. このため, 受信信号を長時間積分して積分利得を向上させることにより見通し外領域にある船舶目標の探知を試みた. 本論文では, 短波地表波レーダによる見通し外船舶目標の探知実験について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-25
著者
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