二つの偏光面を用いた差動光位相変調/ヘテロダイン検波方式
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概要
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本論文では,偏光変調方式の狭帯域化への拡張として,2偏光差動位相変調(Dual Polarization DPSK:DPDPSK)方式を提案すると共に,その基本特性について検討を加えている.まず本方式は偏光変調方式の半分の信号帯域幅を有し,また,受信機構成は偏光変調方式の場合と同一であり,偏光変調方式の特長である位相雑音不感応性が本方式においても有効に生かされていることを明らかにしている.更に,ダブルフィルタリング構成の受信機を仮定して帯域フィルタ(BPF)出力における位相雑音による包絡線揺らぎと復調時に用いる低域フィルタ(LPF)による加法性雑音抑圧効果を考慮して受信誤り率特性に関する理論解析を行い,受信感度を最高にする最適BPF帯域幅が存在することを明らかにしている.
- 1994-10-25
著者
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