光交換ネットワークにおけるルーチング方式の性能評価
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概要
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本論文では, 回線交換サービスを提供する光交換ネットワークの通信方式であるライトパスアーキテクチャにおけるルーチング方式の検討を行う. まず, ホップ数によってう回経路を調節する制限つきう回ルーチングを提案し, 近似解析による評価を行っている. 一般に, コネクションのホップ数が大きくなると呼接続のために多くのリンクを必要とするため, 呼損になりやすい. しかしながら, この方式によってホップ数の小さいコネクションの呼損率は劣化するが, ホップ数の大きいコネクションの呼損率を減少させることができ, 結果として全体の性能を向上させることができる. また, 波長変換を行わない光交換ネットワークにおいてホップ数の大きいコネクションの呼損率が著しく劣化するという問題点を緩和し, コネクション間の公平性の改善も可能になる. また, より性能の向上を目指すために, 同一経路に割当て可能な波長が複数存在するときの波長選択方式, 更に, 呼設定経路が複数存在するときの経路選択方式についても検討し, シミュレーションによる評価によってその有効性を示している.
- 1997-02-25
論文 | ランダム
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