評価値制限法を用いたステレオ法
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概要
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ステレオ画像処理では, ウインドウを用いたマッチングが良く行われる. この方法により, 安定して視差を得ることが可能となる. しかし, 物体の境界部(視差の不連続部)においては, ウインドウ内にオクルージョンによって新しく見え隠れする領域や隣接する物体の領域が含まれるため, 正確な視差の推定は困難である。本報告では、ウインドウ内で真の対応と考えられない画素の評価値を抑制することで, ウインドウ内からオクルージョンや隣接物体の影響を取り除く「評価値制限法」を提案する. 本手法を用いてステレオ処理を行った結果、境界部分の視差推定精度が改善された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-06-15
著者
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