ユーザ位置によらないジェスチャ認識手法の提案と仮想空間インタフェースへの応用
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概要
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ユーザの位置によらないジェスチャ認識手法を提案する。本手法は、ユーザの手足に装着したマーカーの位置をステレオ法により3次元的に追跡し、ユーザの位置・向きに影響されない手の動きを記述した特徴量を得ることによりジェスチャを認識する。本手法はステレオカメラの輻輳を大きくすることが可能なため、ユーザは従来法に比べて広範囲に位置を変化させてもジェスチャ認識をすることができる。本手法で被験者実験を行った結果、ユーザが2m×2mの位置変化・±30゜の向き変化を行っても、ほぼ80%以上の認識率で6種のジェスチャが認識できることを確認した。また、本手法のアプリケーションとして、ユーザが仮想空間内を歩いてウォークスルーしながら移動した先々でジェスチャによってCG物体と対話するシステムを開発した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-18
著者
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丸家 誠
Nec ヒューマンメディア研究所
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丸家 誠
Nec情報メディア研究所
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丸家 誠
Necヒューマンメディア研究所
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古川 久雄
Nec ヒューマンメディア研究所
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仁野 裕一
Nec ヒューマンメディア研究所
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古川 久雄
NECヒューマンメディア研究所
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仁野 裕一
NECヒューマンメディア研究所
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