離散物体の位相不変量
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概要
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本論文では,離散物体の頂角オイラー公式を導く.まず,6連結離散物体の境界上の点の3×3×3近傍の中の点の配置が9種類と,それらに対する回転・鏡像操作によって得られる配置しかないことを明かにする.ついで,それぞれの配置の総数の重み和が多面体のオイラー公式と同様の関係を満たすことを証明する。さらに,この公式を利用すれば,離散物体の穴の個数を計数できることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-19
著者
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エックハルト ユーリッヒ
Dept. Of Applied Mathematics University Of Hamburg
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井宮 淳
千葉大学 情報画像工学科 大学院自然科学研究科
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エックハルト ユーリッヒ
Institut fur Angewandt Mathematik,Universitat Hamburg
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