3次元濃淡顔画像を用いた個人照合 : 顔の向きにおける制約条件の緩和
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概要
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本稿では, 2次元的な濃淡情報と3次元的な距離情報を融合した3次元濃淡画像を用いて, 正面像以外の様々な方向を向いた顔画像も照合可能な手法を提案する. 本手法では取得された3次元濃淡顔画像において, 両眼, 鼻先の3次元的な位置を推定し, 顔の向きおよび輝度の較正を行う. 一般に, 左右に大きく向いた顔データにおいては, オクルージョンによるデータ欠損が発生する. そこで, 人の顔が左右対称であるものと仮定し, データ欠損のない顔半面を照合領域と定める. 次に, 定める照合領域から個人性を反映する特徴ベクトルを抽出し, 部分空間法によって照合を行う. 最後に, 男子学生15人を対象とした個人照合実験結果を示すことにより, 本手法の有効性を検証する.
- 1997-06-20
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